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リニアがやって来た

 うららかな陽気に誘われて、お隣八代町の花鳥山に行って来ました。甲府盆地の東の山の裾です。
桃の花は盆地の真ん中では既に散ってしまいましたが、多少高地のこの辺りでは満開でした。

 まっすぐ伸びているのは、工事が終盤となったリニア中央新幹線実験線の高架です。実験線とは言っ
てもそのまま営業線として使われます。大部分がトンネルか覆いを被される線路ですが、ここは車内
から景色が見られる、逆に、外からは、走っている、いや飛んでいるかな、雄姿が見られそうです。
 今年から実験車両は走り始めるようです。試乗も出来るかも。東京−名古屋の開業は14年先なの
でちょっと自信ないから、試乗出来るなら乗っておきましょう。

 ずっと先、またトンネルになるところは八代町ふるさと公園で、この辺では桜の名所として知られてい
ます。ここから2kmですから、この間を時速500キロの列車は、たった14秒で通過してしまいます。
 その更に先、テレビ塔が林立している小山は「坊が峰」と言いまして、その麓がリニア実験線の終端に
なります。坊が峰には、子供の頃、良く遊びに行きました。ここから先、来年着工される本線は、更に
延びて新甲府駅を過ぎた後、正面の南アルプスをぶち抜いて長野県飯田に抜け、名古屋に向かいます。
 甲府−東京間も大きく短縮されますが、もっと凄いのは甲府−名古屋で、今3時間以上掛かっている
ものが、30分以下になる筈です。乗りたいですね。

 南アルプス中央の雪化粧の山は、白根三山と言いまして、北(右)から北岳(3,193m/日本第2位)、
間ノ岳(3,189m/日本第4位)、農鳥岳(3,051m/日本第15位)。山梨には日本で、1位、2位、4位
の山があるんですよ。でも表彰台独占はならず。3位はどこかと調べたら、北アルプスの奥穂高岳で
3,190m。間ノ岳とたった1mの差。惜しいなあ。

 ニュース!!

 国土地理院による日本の主要な山の標高見直しで、2014年4月1日、間ノ岳は1メートルアップして
3,190メートルとなり、奥穂高岳と並んで、3位となりました。これで、山梨に日本で1位、2位、3位の
山があることになりました。おめでとう!!

 真正面に立ってみました。下り線を先に工事しているようです。