1.システム構成とタイムチャート
ドライバと星エレメントを結ぶケーブル。
30mあります。客席からは見えませんから
見てくれはどうでも構いません。
平行ACケーブルの余り、特価品を集めて
作りました。注意点は極性だけです。
なお、接続コネクタはオーディオ用のRCA
ピンジャックです。本来の目的とは違う使い
方ですが、これが最安値です。
リモコンは指揮者の譜面台に設置します。星を含めて4系統の制御を可能としています。
ACアダプタは12V5A(60W)出力のものを2台直列接続して、24V5A(120W)出力として
使用しています。
心臓部のドライバです。簡単に言えば出力電圧をゆっくり直線状に立上げ、立下げすること
が出来る直流スイッチング電源回路です。星の輝度(=ドライバの出力電圧)、フェードイン・
アウト時間(=ドライバの出力電圧の立上がり立下がり時間)を調整することが出来ます。
スイッチング周波数は100kHz、20V5Aの最大出力です。予備を含めて2回路搭載しています。
出力
2.星
撚り線にします。これも大量ですから簡単な撚り線
加工機を製作しました。撚った後は黒く塗装します。
見えなくするためです。
線材です。要求仕様は出来るだけ細くかつ丈夫、
しかも大量に使うので安くなければなりません。
いろいろ探した結果辿り着いたのは0.32φのエナ
メル(ウレタン)線でした。
1個の星に使う部品です。左から撚り線、抵抗器、
LED、熱収縮チューブ、光拡散キャップです。
LEDと抵抗器を接続しました。はんだ付けです。
エレメント1本の完成品です。10円玉はサイズの参考。
比較的安く買える白色LEDは光放射角が
15度しかありません。「ぶら下げ」なので、
客席を必ず向くとは限らず、ホリゾンタル
スクリーンを照らしてしまった、なんて失敗
も過去にありました。そこで、シリコンゴム
製の光拡散キャップを全てのLEDに被せ
ます。
基本デザインに沿って、星間の線長を少し
ずつ変えた「星エレメント」を65本用意します。、
3.ケーブル
4.スタードライバ
5.リモコンとACアダプタ
内部です
「星空のコンチェルト」演奏中